【内山竣太選手 寄稿】フィンランド暮らしにかかる1ヶ月の生活費を大公開 in ヘルシンキ

【内山竣太選手 寄稿】フィンランド暮らしにかかる1ヶ月の生活費を大公開 in ヘルシンキ 寄稿
本人提供

フィンランドで夫婦二人+犬二匹で生活すると、毎月いくらくらいかかるのか。今回は実際の生活費をできるだけリアルにシェアしたいと思います。

フィンランドは税金や物価が高く、何もかもが高いというイメージを持っている日本人の方も多いと思います。そんなイメージと比べながら、フィンランドや海外暮らしの参考にしてもらえればと思います。

妻も私も学生ローンを返済中ですが、学生ローンなどといったものは含めずに、実際の目の前の生活にかかる部分のみを今回はシェアさせてもらいます。

参考情報

よりイメージを沸かしてもらうために、私たち家族の簡単な情報を先にシェアします。


・人よりも明らかに大食い。
・ジムと公共交通機関、ランチはチーム提供。
・健康志向の食事。


・教師をしており学校ランチは格安。
・一年のほとんどの交通費は職場負担。
・健康志向仲間。
・食事量はおそらく普通。

二人での外食は月に数回程度、お酒やたばこも買いません。

妻が10年以上飼っている二匹の犬と暮らしているので、彼らにかかる費用も後ほどシェアします。

参考情報はこんな感じになります。

①家賃

まず初めに、月々の固定費として一番大きい家賃です。

私たち家族はヘルシンキの中心地から電車で15分くらいのところに住んでいます。最寄りの駅までも徒歩5分ほどで築年数もまだ数年の建物ですが、中心地に比べるとまだ比較的家賃が安くなっています。

間取りはリビングとベットルームが別の約45㎡で
家賃は約950€(約17万3000円)となっています。

この家賃表記には月々固定の水道代20€×2人分が含まれています。
(一年に二度、過剰に使用した分の請求が着ますが、季節によって大きく変動するためここには含みません)

そのため実質家賃は約910€(約16万6000円)です。

チームメート曰く、この立地とこのコンディションでこの価格だと、かなり安いと思うとのことなので、ヘルシンキの価格帯は大体こんな感じになっています。

②電気代

続いてこちらも住まい関連の電気代ですが、
月々約35€(約6400円)となっています。

私たちの住んでいるアパートには、エアコンは設置されておらず、季節問わずアパートが管理する空調設備のようなもので基本的に管理されています。

そのため、自分たちで室内の温度調整をすることは滅多にありません。(夏は扇風機、冬はパネルヒーターをONにすることはあるが、滅多にない)

そのため、月の電気代も季節問わずに代々このくらいになっています。

③食費

続いては家賃の次に費用のかかっている食費です。

参考情報でも触れたように、私のランチは基本的にお金がかかりません。それと似たように、妻のランチに関しても割安となっています。

それらを踏まえた上で私たちの食事にかかる費用は
月々約500€(約9万1000円)となっています。

基本的なメニュー(朝・夕で妻と私は一緒に食べる)
朝食 ヨーグルト・ナッツ・フルーツ
(私のみゆで卵やプロテイン)
昼食 各々
夕食 米(2号~2.5号)・みそ汁・納豆
肉中心のメイン(約400グラム)
ブロッコリーやアボカド中心の野菜・フルーツ
(サッカーをしているため量を食べることも大事)

こんな感じの食生活を送っており、周りの話を聞く限り、決して安い金額ではなさそうです。(食費の7割くらいはおそらく私)

しかし、基本的に外食をせず、健康のためなるべく多くの野菜や果物を摂ること意識しているため、私たちの間では全く問題ではありません。

先日、フィンランドに在住の日本人カップルがSNS上に投稿していたもので、一カ月の食費が150~200€と言っているものを見ました。

健康なものをしっかり三食摂るのであればあまり現実的ではないような気もしますが、努力次第で可能かもしれないので、参考程度にシェアしておきます。

④携帯関連代

続いては携帯機種代とキャリア代(日本でいうソフトバンクやドコモなどに支払っている電波使用料)についてです。

携帯機種代は月々約150€(約2万7000円)
キャリア代は月々約40€(約7300円)となっています。

携帯の機種代に関してはつい数週間前に夫婦揃ってiPhone17の新機種を購入したこともあり、なかなかの高額出費をしています。というのも、二人ともかなり古い機種を長年使い続けており、充電やカメラ機能が日常生活に支障をきたすレベルになっていたための買い替えでした。

それでも、古い端末を良いコンディションで売ることができ、この先11か月間のみの支払いとなっています。その先は0€になる見込みです。

キャリアに関しては、二人ともTeliaと呼ばれるフィンランド大手のキャリアと契約し、妻は5G、私は4Gをそれぞれ無制限で使用できる契約内容となっています。

⑤サブスクリプション

私が個人で契約してるサブスクリプションは、携帯の追加のGBを購入するもののみで、毎月約1€(約182円)になっています。

妻が契約しているもの、私達が一緒に何かを見るために契約してるHBOというストリーミングサイトなど、全てを合計すると約25€(約4500円)です。

⑥犬のエサ代など

犬関連で頻繁に購入が必要なものは、エサ(普通のドックフードと夕食時の肉)、夕食後の骨、排泄物をピックアップする用の袋の3つです。

二匹分の全てを合計すると、毎月約70€(約1万3000円)となっています。

合計とまとめ

①~⑥を合計すると、
約1770€(約32万3000円)です。

以上がフィンランドのヘルシンキで暮らす、私たちの一カ月の暮らしに必要な基本的な出費となっています。

冒頭でもお伝えしたように、二人分の学生ローンや定期的に購入する薬代など、含めていないものもありますが、大体毎月これくらいで推移しています。

いかがでしたでしょうか。

想像していたよりも高かったでしょうか、
それとも案外余裕で暮らせるなと感じたでしょうか。

もちろん、日本で私が送っていた生活と比較すると全てが明らかに高くなっています。しかし、私たちは無駄な出費をぎりぎりまで減らし、お酒やたばこもしないため、しっかり将来に向けて計算しながら生活することができています。

全ては妻が学校の先生という、社会的に尊敬され安定した職であるおかげなので、感謝してもしきれません。

円での収入や貯金を頼りに生活を送ると、お金が驚くような速さでなくなっていきます。しかし、€での収入源を確保できると、日本で送っていた生活水準とさほど変わらない生活を送れるのが、フィンランド生活のリアルになります。

今回の note がフィンランド暮らしを考えている方や、海外生活を考えている方の参考となるものになったら嬉しい限りです。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました