【西原拓夢選手 寄稿】対戦相手の優しさ

【西原拓夢選手 寄稿】対戦相手の優しさ 寄稿
本人提供

皆さん、Bom dia!

先日の試合。

僕の足と相手ゴールキーパーとの接触で、キーパーの鼻がへし曲がってしまったシーンがありました。

初めは「あー、残り足が当たっちゃったなぁ」とキーパーがうずくまっているのを見て謝りに行きました。

周りの選手たちはだいぶ怒っていました。

 

その後、キーパーが立ち上がり、キチンと目を見て謝りに彼の元へ。

すると鼻の骨が意味のわからない方向に曲がっているのを目の当たりにしました。

「本当に申し訳ない、ごめん」と心から伝えると、キーパーは『大丈夫!これもフットボールだよ!』って…

彼の顔を見ると「あー…やってしまった…」というのと心配する気持ちが溢れていると、相手選手たちが逆に僕の元に来てくれて、『大丈夫だよ。わざとじゃないのは分かってるから!』って励ましてくれました。

「やばいことしたっ」って顔をしてたら、相手ブラジル人選手は優しくハグで包んでくれたり…

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申し訳ない気持ちは凄くありましたが、なんだか嬉しい気持ちにもなりました。皆んなの温かさに救われた感じ…

 

彼はその後すぐに病院へ。

きちんと謝罪がしたく、チームメイトのキャプテンとゴールキーパーが元チームメイトだと知っていたので、テレビ電話を繋いでもらい謝罪させてもらいました。

彼の笑顔も見れて少しホッとしました。

彼の早い復帰を願うばかりです。

そんなお話でした。

それではこの辺りで!VAMOS!!!!!

たくむ

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