フィンランドと聞くと、サウナや大自然、北欧デザイン・雑貨を思い浮かべる人も多いと思います。
しかし、それ以上にクリスマスを心から大事にしている・待ちわびている国でもあります。(妻曰く、フィンランドでは間違いなくクリスマスが一年で1番大きなイベントだそう)
そんなフィンランドでは、10月末にハロウィーンを控えているにもかかわらず、約2カ月後に迫ったクリスマスに向けて、すでに待ちきれない雰囲気が町中から漂ってきています。
今回の note では、そんな2カ月後に迫ったクリスマスを待ちわびているフィンランドの様子を、いくつかの店内で撮影した写真とともに紹介したいと思います。
Normal(日用品や化粧品を多く取り扱う)
この日まず初めに足を運んだのは、デンマーク発祥のチェーンで北欧各国にお店を構えている Normal です。
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シャンプー・コスメ・スキンケア製品
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小さめのギフトやおもちゃ
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ちょっとしたお菓子・スナック
上記のような品物をメインで扱っており、総称するとコスメ・日用品のディスカウント雑貨店のような位置づけになり、若者や女性に人気なお店です。
そんな Normal で見つけたクリスマス関連商品のいくつかをシェアします。



このほかにも、クリスマス仕様の装飾品、被り物などもすでに多く売り出されていますが、全体的なサイズ感は小さめとなってます。
Tokmanni (日用品・雑貨・工具や園芸品など幅広い)
続いて訪れたのはフィンランド発祥のディスカウントストアチェーンの Tokmannni です。
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調味料や飲料などの食料品
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衣料品・靴・家庭用品・工具・園芸用品
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季節商品(キャンプ用品、クリスマス装飾など)
などをメインに取り扱い、先ほど紹介した Normal より、ホームセンター感が強く、生活に必要な実用的なもの全般が安価に手に入るため、家族連れを始めとし全世代から愛されているお店になっています。
そんな Tokmanni ではまた一味違ったクリスマス商品たちが並んでいました。




クリスマスカレンダーと呼ばれる小さなおもちゃや駄菓子が中に入っているカレンダー
このほかにも、クッションやシーツカバー、ちょうどよいサイズのクリスマスツリーなど、全体的に大きめな、家具にもなりうるサイズのクリスマス用品が既に並んでいました。
あとは、犬や猫といったペットたち向けのクリスマス用品コーナーなどがあったのも、 Normal との大きな違いかなと思いました。
Stockmann(ファッション・インテリア・化粧品)
フィンランドを代表する老舗デパートである Stockmann にも立ち寄りました。高品質・高級ブランドを多く取り扱う日本でいう、三越や伊勢丹に似た大型デパートになります。
短時間の滞在だったため各店舗を回る時間はありませんでしたが、施設内の所々がすでにクリスマスバージョンに装飾されつつありました。


近所のセカンドハンドショップ
帰宅前に近所にあるセカンドハンドショップにも試しに立ち寄ってみました。
すると、こんな観光客が立ち寄ることはないだろうというようなエリアでもすでにクリスマスが待ち切れていない様子でした。

キャンドルやコップ・お皿など
お店の規模に対してのクリスマスコーナーの大きさはかなり大きいもので、すでにかなりの需要があることがうかがえました。
まとめ
今回は直近に迫ったハロウィーンをも差し置いて、約2カ月後のクリスマスに向けて既にそわそわしだしてるフィンランドの様子を、いくつかの写真とともに覗いてみました。
さすがに早すぎるだろ!と毎年言いたくなりますが、日照時間も短く天気も悪くなり生活していくのがしんどくなるこの季節、彼らフィンランド人にとってクリスマスを祝うことは数少ないとても大事な幸せな瞬間なのです。
雪国であり、サンタクロースの国でもあるフィンランドの誇りも感じますが、それよりも純粋に楽しみにしている姿が見え、こっちまで笑顔になれる素敵な光景です。
妻曰く、クリスマスの準備をする時期が年々前倒しになっている感じがするそうです。そのため、いずれは夏至祭が終わった7月くらいからクリスマスの準備をするんじゃないかという冗談も言ってましたが、それはそれでかなり微笑ましい光景になりそうです。
去年までであればこの時期に帰国をしていたのですが、今年からの帰国時期は12月末になります。そのため、今年からはより本格的なクリスマスをフィンランドにて味わえるということで、今からひそかにワクワクしています。
また改めて、より本格的なクリスマスの様子を note にて皆さんにお届けできればと考えています。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
